熊笹のたくさん生えている斜面の中のけわしい石段が続きます。
上に行けば行くほど、足が重くて(体が!)・・・
早くから登った人々はもうどんどん降りてきます。
「がんばって〜、あと少しですよ〜」なんて、声をかけてくれる人もいて、
汗をかきながら必死で登りました。
のこり8丁をなんとか登りきりました!


大山頂上本社 標高1247m
(地図は、1251mと表示されてマス)
到着の時間はというと、13時ジャストです。
もっと遅いかと思いましたが・・・下社から約1.5時間です。
私たちは、おじさんが言っていた標準の足のようでした!\(^-^)/
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頂上からの眺めは、雄大です。
上からの眺めはすばらしい!ぐるっと海まで見渡せました。
この景色を見たら、今までの疲労がいっぺんでふっとびました。
お昼のお弁当はおいしくモリモリ食べられました。
たくさんの人が思い思いにお昼を食べています。
ミニコンロでお湯をわかして、ラーメンなんて食べている人もいました。
山頂は、風が強かったので暖かいものがいいですね。
少し休憩して、こんどは下りです。13:40出発
トイレ脇に「野生の鹿に注意」という立て札がありました。
私たちは、登ってきた道とは違う見晴台というところを経由して日向薬師方面の道を行きました。(大山・九十九曲がりコースというらしいです。)
見晴台というところは、その名前だけあって辺りが開けて山の峰々がよく見渡せるすばらしい景観のところでした。14:45着
ここではおやつタイムで小休止。
いい具合に、木のテーブルとイスが並んでいて、登山のサークル集団の方々が休憩していました。

ところどころに小ぶりの大山桜が見られました。
途中、横浜のランドマークまで確認できるポイントもありました。
下りといえども、急傾斜のところもあって滑らないように気をつけて歩きました。
登山の人々のために丸太で階段をつくって山道を整備した方のご尽力に感謝です。
九十九曲がりコースというだけあって、自然豊かな山道をひたすら降りていきます。

途中、スミレが斜面にたくさん咲いていました。
こちらのコースは、登ってきた時と違ってあまり人が通りません。
山を降りきったところで、「熊に注意!」という看板が!
(へぇ〜、知らなくて良かった〜)
地上に降りて、今度は下から見上げる遠くの山々は、祖父母の住んでいたなつかしい景色に似ていました。
雄大な自然の中、畑や田んぼがあって心がなごみます。
「猿に注意」という看板が!
畑が、猿に荒らされないようネットが張ってあるところもあります。
自然と共生するのも、大変なんですね。
川沿いの道では、マス釣りやバーベキューができるところもあり、また来たいなぁ〜と、思いました。
新緑が鮮やかで、山も喜んでいるようでした。
約2時間ほどで日向薬師バス停に到着です。(16:40)
くたくたの体でしたが、バスは始発なので乗る人も少なく座れてホッとして伊勢原駅までの帰路につきました。

大山登山は、きつかったけれど登りきった達成感と爽快感は、たまりません。
日頃の運動不足を痛感した私ですが、
忘れられない思い出の一つになりました。
Tさんと語り合いながら、大変楽しく行けました。
Tさんありがとうございました!なにより、無事に帰れてよかったです。
これに懲りずに、またがんばりたいと思います。(p^-^)p ファイトq(^-^q)
自然を求めて、いろんなところに行きたいなぁ〜
それには、体力づくりね。p(^-^)q
*丹沢・大山へは、小田急のフリーパスというお得なキップ(2日間有効のフリーパス)があるようです。