富士山登山目前となり、気合も入ってきました。
この前、金時山に行き今度はどこに行こうかと迷っていました。
登山用品でお世話になっている「好日山荘」のおニイさまに聴いたら、
「塔の岳」がいいんじゃない?ということで、ネットで調べたらとってもひきつけられてしまい、登ることになりました。
今回は、隊長のTさんと2人です。
小田急線「秦野駅」北口(8:15発)からヤビツ峠行きバス(約45分間)に乗り終点まで。(8:50着)
その日は、山のシーズンからか臨時バスが出ていました。駅に着き、トイレや買い物に時間がかかってしまったので、登山客がバス停にたくさんならんでいたのでその臨時バスに乗ることにしました。
市街をほどなくすぎて山を登るバスの中から見える景色は、初夏の山が青々としていました。
深い谷底までぎっしりと杉の林が並び、鳥の声も聞こえてきます。
その日は幸い梅雨の晴れ間で、よいお天気となりました。
カーブの道は、急勾配のうえに道幅も狭いところがありいよいよ山の急斜面を登っているのがわかります。
終点に着くと、これから登る人々でにぎわっていました。
ふと見ると登山者の届ける用紙が置いてありました。
初めての経験です。
万が一のため目的コースと名前と住所を記入してそこのポストに投函しました。
その用紙には、登山のための注意書が書かれていました。
「自分の体力と経験に適合した無理のない計画で!・・・etc.」
そのときは、気楽な気分でその用紙に記入しました。
さて、いよいよ登山開始です!(9:30)
あんなにたくさんいた登山客は、どこの道にいったのでしょう。
大山に抜ける道のほうに行ったのでしょうか。
いつのまにか数人の人しか見当たりませんでした。
建て看板には、「表尾根1」と記入してあり秦野市の警察の電話番号が記載されてました。
万が一、遭難したときの指標となるようです。
登山道情報も秦野ビジターセンターで電話で聴けるようです。
道しるべをたよりにひたすら登ります。
坂道は急で、石ころがごろごろしています。
1時間くらい歩くと開けたところに出ました。
二の塔と呼ばれているところのようです。
表尾根線 塔の岳まで4.6km をめざします!
急勾配の斜面を登っていくにしたがって、周りは雲っていて景色がよく見えません。
下界は、あんなにお天気だったのに・・・
山の天気は、わかりません。
三の塔(1205m)に到着です!(11:00頃)
汗のうえに、霧も手伝ってびっしょりです。
一息ついてみるとうっすら遠くの山々が見渡せて爽快な気分です。
これから行こうとする道がこちらから確認できます。
登山する小さな人影の背中がちらちらと見えます。
きれいな蝶が羽を休めにきていました。
私たちも少し休憩して、次の鳥尾山を目指しました。
To be continued・・・