天気がよくて、はるか湘南海岸が見渡せました。
さあ、これからが本番です!
安夫利神社下社をあとにして、急な坂が見えてきました。
たしか小学校5年生の頃、登ったことがありますが・・・
下りはひざがガクガクしてしまって、かなりハードだった記憶があります。
さきほどのお店のおじさんが、「28丁目までめざしていくんだよ」と、おしえてくださいました。
出発は、11時30分。標準の足だと約1時間30分ほどで山頂に着くそうです。
4丁目にさしかかりました。
こんな石の標識がところどころに立っていて、登る目安になります。
林の中は、急な坂道とごろごろとした大きな石段がつづきます。
もう既に早くから登った人たちがどんどん降りてきます。
「こんにちは〜」と、山の人々と挨拶をかわしお互いに道をゆずり合いながら通過します。
急な坂道で、ぜいぜい息もきついのでこちらは必死です。
登っても登っても、まだまだ急な坂道。汗だくになりながら、ひたすら登り続けます。
樹齢5、600年を経ている縁起のよい夫婦杉に出会いました。
大きかった〜!
ところどころに大山桜が出迎えてくれ、しばし疲れも忘れさせてくれます。
14丁目、やっと半分まできました。
ぼたん岩って、彫ってあります。名所のようです。
だんだん足も疲れてきました。
すると、「がんばって〜 もうすぐ景色がよいところに出ますよ〜」なんて
もう頂上についたのかと錯覚してしまうと・・・
富士山がみごとに見えました!
山頂は、光り輝いているように見えました。
20丁目、富士見台 標高1062mです。
立て札には、
大山の中で、ここからの眺めは絶景であり、江戸時代は浮世絵にも描かれ茶屋が置かれ、来迎谷とよばれている。とありました。
昔の人もこの景色を見て、しばし足をとめて観ていたんですね。
この景色を見たら、疲れも吹っ飛びました。
辺りでも写真を撮り合って 皆元気を取り戻しているようでした。
ここまできたら、あと少しと・・・
一休みして気合を入れて、また山頂を目指しました。